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バンコクからチャオプラヤー川の雄大な流れを北上しアユタヤまで、タイの古都アユタヤを訪れる日帰りクルーズに出かけてみませんか。アユタヤまでは陸路や列車で訪れることもできますが、このクルーズでは片道2時間の風情ある船旅で古の都への日帰り旅行を楽しめます。
朝出航してから最初の寄港地は、フランスのベルサイユ宮殿の影響を色濃く反映する、17世紀のヨーロッパスタイルのバンパイン宮殿(Bang Pa-In Royal Palace)です。対岸には、1878年にラマ5世によって建てられたワット二ウェートタンマプラワット(Wat Niwet Thammaprawat)があります。イギリス様式のゴシック大聖堂のような外観と、ステンドグラスが埋め込まれた窓が印象的です。この洋風の仏教寺院へは、僧侶が手で動かすケーブルカーに乗って小さな川を越えてたどり着きます。
その後、ユネスコ文化遺産に登録されているアユタヤに向けて、もう少しクルーズを続行します。高くそびえる舎利塔や重厚な仏教の僧院は、アユタヤの過去の栄華を感じさせる唯一の遺跡です。残念なことにアユタヤの宝物の大半は過去に盗まれたり、燃やされたりして消失してしまいました。そうした被害に遭わずに残った宝物は、チャオ・サン・プラヤー国立博物館(Chao Sam Phraya National Museum)に展示されています。その中には、ワットラーチャブラナ(Wat Ratchaburana)で発見された、スリランカ、ネパール、ジャワが起源の仏像や、宝石がちりばめられた黄金の仏像もあります。